| CUT | PICTURE | ACTION | DIALOGUE |
| 1-1 | | 観客(同窓生)入場前に会場には予めタンブ用マットを敷いておく。 | |
| 1-2 | | “会場の舞台ソデで学ラン、鉢巻+体操服の生徒(以下、サクラ)が
配備につきはじめる。” | |
| 1-3 | | “和太鼓の音1発で観客の注目を集め、司会開始。” | “【司会】(???)さあみなさん、
だんだん会場の雰囲気が変わってまいりました。
準備もできたようです。
いよいよ東京修猷祭の開催です!!” |
| 1-4 | – | | |
| 1-5 | | | |
| 1-6 | – | (K君は姿を見せずにマイクで一声) | “【K君】会場のみんな、用意はいいかあ!” |
| 1-7 | | | “【さくら】オーッっす” |
| 1-8 | | | “【K君】入場用意! ” |
| 1-9 | | | “【生笛】ぴーーーっぴ(笛)” |
| 1-10 | | “舞台の左右に集まる。ゆっくり、大きな声で、ぶつかったりしないように。” | “【さくら】わっしょい、わっしょい” |
| 1-11 | | | “【K君】すわれ!” |
| 1-12 | | さくら正座 | |
| 1-13 | – | “(会場演技スペース周辺にさくらが座れる余地あれば
このまま座っておき、飛び込み防ぐ盾となる。
座る余地が無ければ、この間にステージソデ左右に移動。)” | |
| 2-1 | | | “【ナレーション】(修猷館の説明)
福岡県立修猷館高等学校。1784年1月、
黒田藩の命により漢学専修せしむべく東学問稽古所として開館。” |
| 2-2 | | | “この実物大の孔子像は同年2月6日藩学修猷館開館の
儀式の際に掲げられたものである。
開館依頼、明治維新、日露戦争、
第二次世界大戦など国難に際し救世主とも
言われるべき人材を次々輩出し、
日本のみならず世界の発展に寄与してきた。” |
| 2-3 | | | “金子堅太郎。伊藤博文総理秘書官となり
明治22年公布された大日本帝国憲法の起草制定に
力を尽くし、立憲国家の礎となった。” |
| 2-4 | | | 国家の命運がかかった日露戦争。
ロシアとの講和条約締結に、
当時のアメリカ大統領セオドアルーズベルトをして
調停役を引き受けさせたのは
金子の人脈によるものとされる。 |
| 2-5 | | | “広田弘毅。2.26事件後、
内閣総理大臣として平和外交を進め、
戦争へと暴走する軍部を粘り強く抑え続けた。” |
| 2-6 | | | 第二次大戦後、
何らの弁解もせず唯一の文官として責任を取っている。 |
| 2-7 | | | 中野正剛、 |
| 2-8 | | | “緒方竹虎。
彼らもまたこの時代、
政治家として日本を命がけで支えた。” |
| 2-9 | – | | 戦後においては、教育基本法をまとめ、
最高裁判所長官として
最高裁の基盤を作り上げた田中耕太郎。 |
| 2-10 | | | 日本が世界に復興振りを示し、
その後の経済発展のきっかけとなった
東京オリンピック。 |
| 2-11 | | | 組織委員長を務めたのは安川第五郎同窓会長であった。 |
| 2-12 | | | 時代の節目に現れ、日本を背負い、
世界の平和に尽くした、救世主たち。 |
| 2-13 | | | そして今。地球環境が破壊され、
社会秩序が崩壊しつつある現在。
世界に対して修猷館がその重い使命を
果たすべき時が迫っている。 |
| 2-14 | – | | “今夜、その使命を果たす、”スイッチ”が入る。” |
| 3-1 | | | “【ナレーション】
(司会)平成20年.昭和という時代が終わって、
今年で20年目ということになる。” |
| 3-2 | | | |
| 3-3 | | | |
| 3-4 | | | “【ナレーション】(司会)
福岡県立 修猷館高校昭和57年卒業生
彼の名は、輿望 重(よぼう おもし)” |
| 3-5 | | | 彼が、就職で東京に出てきてからも、
既に20年の歳月が経過していた。 |
| 3-6 | | | “【スーツ K君】(映像中で)
あああ、なんか、毎日いやな事件ばっかりやね。
今日は東京修猷会やろ、
昔の連中にでもあえば気分転換になるかもなあ。
久しぶりに行ってみるかねえ。” |
| 3-7 | | | |
| 3-8 | | “映像内と同じスーツ、ネクタイ、鞄で登場” | “【スーツ K君】
そうたい、卒業して、
もう26年も経つったいね。
やけん、入学したのは29年も前になるったいねえ。
そりゃ、えらい早かねえ。” |
| 3-9 | | “サラリーマンコートで
森下登場(コートの下は長ラン)” | “【コートM君】おー、輿望(よぼう)やないや、
どげんしようとや。あいかわらずぱっとせんね。
それに、おまえ、だいぶはげたね。” |
| 3-10 | | | “【スーツK君】
おー、その声は応援団長やった
喝 入造(かつ いれぞう)やないや。
お前もよかおいさんになったねえ。
昔はボンタン長ランで頭のわるそうな格好でから、
応援練習で新入生虐めばっかしよったくせに。
お前が1年ばいじめよった姿が蘇ってきたぜ。” |
| 3-11 | – | | |
| 4-1 | | | “【ナレーション】(司会)
応援練習、
それは新入生が最初に実感する
修猷館の歴史の重さ。” |
| 4-2 | | “(この間にM君はコートを脱ぎ、長ランになる。
スーツK君、学ラン応援幹部連、さくら一年生整列 )” | “理屈の通らない、有無を言わさない、
意味のわからない、異次元体験。” |
| 4-3 | | “長ランM君は
背後から竹刀で床をたたきながら登場” | |
| 4-4 | | “10人程度(男女半々)が新入生。
5人強面が学ラン幹部連。” | “【長ランM君】こらあ、一年生、
おりゃあ。とうりゃあ。
おおい、一年生、今からお前らに修猷の魂ば、
おしえちゃる。おりゃあ。はよはいらんかあ!!
いまから玄南の海ばうたう!!” |
| 4-5 | | | “【スーツK君】はいっ” |
| 4-6 | | 長ラン M君 竹刀で床を叩く | “【長ラン M君】ばかたれ、きさま。
返事は押忍やろうが。おりゃあ。” |
| 4-7 | | スーツK君
喉を締めて苦しげに声を絞り出す | “【スーツK君】お、押~忍。” |
| 4-8 | | “長ランM君 手刀で空を切る” | “【長ラン M君】
よーし、じゃあ、玄南の海ば歌うぞお、
いいか、おりゃ。玄南の海、
用~意、はじめえええ!!” |
| 4-9 | | “スーツK君とさくら一年生で歌う” | “【スーツK君とさくら一年生 】
玄南の海 潮薫る百道が原の松碧・・・” |
| 4-10 | | “応援幹部1,2,3それぞれが
一年生に耳を寄せた後、叱咤。” | “【応援幹部1】聞こえん!
【応援幹部2】声が小さいっ!
【応援幹部3】声が小さいっ!” |
| 4-11 | | “長ラン M君 竹刀で床を叩く” | “【長ラン M君】やめれえ、きさまらあっ、
声が聞こえんぜ。おりゃあ、
腰立てしながら歌ええ。玄南の海、はじめえええ!” |
| 4-12 | | “K、腰立てしながら歌う” | “【スーツK君とさくら一年生 】
玄南の海 潮薫る 百道が原の松碧・・・” |
| 4-13 | | “長ラン M君 竹刀で床を叩く” | “【長ラン M君】やめれぇ!
まだまだ声が小さい!おれもいい歳して頑張りよっつぇ。
よしっ、この会場の全員で歌うぜ!
会場の皆も恥ずかしがるな!いいや! いくぜ!” |
| 4-14 | | 長ラン森下 手刀で空を切る | “【長ラン 森下】玄南の海、用~意、始めっ!” |
| 4-15 | | 会場全員で歌う。 | “【会場全員】玄南の海
潮薫る百道が原の松翠脊振の
嶺の風高く血潮は踊る春の空” |
| 4-16 | | 歌唱終了と共に拍手
(サクラが率先して拍手で煽る)
応援練習連、
拍手とともに退場。 | |
| 4-17 | | | “【スーツK君】あー、
やっぱ応援練習は分けわからんかったねえ。
最初はくさ、怖くてめちゃくちゃびびったー。
ばってん先輩達の修猷を想う熱意は伝わってきたね。
応援練習が終わった後は
先輩が急に優しくしてくれるっちゃんね。
お前も修猷生の一員やって感じでね。
これは今も昔もあんまり変わらんらしいぜ。” |
| 4-18 | | | “【長ラン M君】おーそーや、そりゃあいいことかもなあ。
理不尽なことに耐えるとかそれを
みんなで乗り越える一体感は
社会でも案外役に立っとうかもしらん。” |